現在、滋賀県内薬局の約7割が在宅業務に携わっており、在宅医療は地域医療の重要な役割を担っています。今後十数年にわたり、県内では65歳以上および75歳以上の高齢者人口が増加すると推計されており、それに伴い在宅医療の件数も増加することが見込まれます。一方で、無菌調剤等の高度な薬学管理に必要となるクリーンベンチを設置している薬局は県内でも限られており、対応可能な一部の薬局に業務負担が集中し、地域全体として質の高い在宅医療を安定的に提供することが難しくなることが懸念されます。
こうした状況を踏まえ、本会では今年度、地域の薬局における在宅患者への無菌調剤体制の整備を促進し、2040年を見据えた在宅医療提供体制の充実および確保を図るため標記事業を実施し、無菌調製設備(クリーンベンチ)の整備に要する経費について、予算の範囲内で補助金を交付いたします。
つきましては、無菌調製設備(クリーンベンチ)を設置される薬局の募集を行いますので、希望される薬局におかれましては、以下の「在宅医療のための無菌調剤体制強化整備事業補助金交付について」をご確認のうえ、必要書類を添えて申請してください。

